ねこのてぶろぐ

青森県在住。HP制作など自営業。2児の母。読者さまの良い暇つぶしになれれば本望。

2児の母が個人事業主になってみて良かったこと・悪かったこと3選

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こんにちは。
ねこのてぶろぐです。

今日は、個人事業主になってみて良かったこと3選と題して、私としてはこれが良い結果になったな!という個人的な見解を述べてみたいと思います。

個人事業主になりたいなーと思っている女子のみんな!


大変なことも、もちろんあるけど、子育てするなら個人事業主は思いのほかいいぞ!

でも、良いことばかり書いても嘘くさいので、悪い点(大変な点)も合わせて発表致します。

 

 

個人事業主になってみて良かった点

時間に余裕が生まれた


会社に勤めていた時は

・夏場は片道車で30分(往復1時間)
・冬場は片道車で45分~1時間(往復1時間30分~2時間)

という時間がかかっていたものが、今は0分!
ガソリン代がかからなくなったのはもちろんなのですが、掃除・洗濯が午前中にできるようになったのです!

勤めているときには朝はバタバタで、ご飯を食べさせて子供たちを学校や保育園に送り出すだけで手いっぱいだったので、掃除・洗濯は仕事から帰宅後にやっていました。(いや、掃除に関しては週末しかやってなかったくらいだな)

それが、なんということでしょう。

今では朝学校へ送り出した後、通勤がなくなったことで生まれた時間がかなり大きくて、掃除洗濯を仕事前に終えてしまうことができるようになったのです!朝7時過ぎには家に私以外いなくなり、その後一通りの家事を終え、8時30分頃には仕事を始めることができるように(もはや革命。そして、夜に洗濯しなくても良くなった)

また、自宅で仕事をしているため、子どもを学童保育などに入れる必要がなくなり、早く帰宅させることが可能に。
学校が終わるとすぐに帰ってくるので、子どもはそのまま外で遊んだり、習い事をさせることもできるように。
子どもが学校以外で過ごす時間を多く取れるようになったことは、私にとっても、子どもにとっても、かなり大きい収穫かもしれません。

あと、料理をする時間を取れるようになったので、晩御飯のお惣菜率が激減しました。

以前は家主全員の帰宅が同時、のような状態になっていたので、怒涛の如く総菜のパックを開けてとりあえず皿には盛り付をして、レンジでチンして食卓へ出す、という感じでした。

しかし、個人事業主となり、通勤等にかけていた時間分の余裕ができたことで、買い物にかける時間も、日々の食事を作る時間も、勤めていた時よりも格段に時間を割くことができるように。

とにかく毎日料理を(そこそこちゃんと)するので、料理が上手になった(ような気がする)と言ってもよいでしょう!

面倒な人間関係を気にする必要がなくなった

人間関係でのストレスが、ほぼ0になりました。これも大きい。
会社に勤めて、ある程度の人数がいる中で仕事をするのであれば、合う人・合わない人、というのは居て当然です。

個人的には、会社に勤めて多様な人と関わりを持ちながら仕事もする、ということができることは、それだけで才能だと思っています。今となって考えると、かなり早い段階から私にはその才能がなかったので職も点々としましたし、気にくわないことはあまり我慢しないで発言してきたのでそりゃぁ人間関係も悪くなりますわ←

仕事に、人間関係のストレスを持ち込みたくないので、私にとっては今の環境は「仕事をするため」にはとても居心地が良い働き方といえます。

 

頑張った分が全部自分の収入

当たり前ですが、勤めている時には
「会社の売上」=「自分の給料」とはなりません。そして、
「今月の会社の業績UP」=「今月の自分の給料もUP」とも、なりません。
(歩合給なら違うでしょうけど、私は固定給だったので)

それが、なんということでしょう!個人事業主は・・・

「事業の売上」=「(事業の売上)-(必要経費)=(自分の給料)」
「今月の事業の業績UP」=「(事業の売上)-(必要経費)=(自分の給料)」

となるため、頑張れば頑張った分、自分に還元されるわけです。
なんてステキな仕組み。これには、働く上でのモチベーションが上がりまくりますよね。

そして、当然、収入は青天井です!無制限で稼ぐことができます!

という夢を持つことができるところもステキじゃないですか。

 

 

個人事業主になってみて悪かった点

税金の色々がめんどくさい&ビックリするほど高い

まずはド定番ですが、個人事業主になって最初にめんどくさいことは「確定申告」でしょう。最初は、いろいろ調べて自分で申告手続きをしてみよう、と思っていましたが2秒で挫折。

ということで、確定申告の時だけ税理士さんにお願いして申告をしてもらっています。私の場合確定申告の依頼費用(税理士報酬)が40,000円税別かかっていますが、自分でいろいろ調べる手間とストレス、それにかかる時間的コストを天秤にかけた場合に、お金払ってるほうが安いな!と思います。
それに、ビシっとした保管用資料を作ってくれますから、いろいろと安心ですしね。なにせこっちは経理の事については素人ですからね。

そして、確定申告が終わって、春にやってくるのが税金やら国民健康保険やら税金の切符たち。

勤めていたときの私は、税金の仕組みなど深く考えたこともなく、社会保険料は会社が半分支払っているということのありがたさを理解することもなくのほほんと生きてきていました。

ところが、個人事業主となって確定申告を終え、税金の切符が入った郵便物の封を開けたときの

「な・・・ナニカノマチガイデハナイデスカ?」

という衝撃の金額。

特に初年度の私は「節税」「経費」という単語が脳みそにインプットされていなかったので、それはそれは恐ろしい金額でした。もはや、来月の税金を払うために今月の仕事をするという状態の1年間を過ごすはめに。

そもそも、会社勤めの時は「社会保険料」は会社が半分負担してくれ、各種税金が給料から天引きで毎月引かれるので、お安いうえに「12回払い」なんですね。

個人事業主の場合には、社会保険料は当然全額自己負担になって負担が増える上に、6月から3月までの「10回払い」なので、1回に支払う金額が高額になるわけです。

この威力ったらすさまじいんですから。個人事業主になる前に教えておいてほしかった!税務署に開業届を出したときに、職員はこのことについてレクチャーをするべきだ!と思います!!それほどにすさまじい。

このほかに所得税やら固定資産税やらなんやらで、国や市町村に貢献してる感を肌でヒリヒリ感じることができるようにはなります。

毎月の収入が安定しない

業務形態にもよりますが、私の場合は、毎月の収入が安定しません。
多い月もあれば、少ない月も出てくること、そして、家計のことなどが頭の中でミックスされて、常に頭の中で金勘定しています(´_ゝ`)

これが、毎月安定してもらえる会社の固定給ならそんなに考える必要がなかったと思います。

もう少し余裕がでてきたらそんなに考えなくてもよくなるのでしょうが、今は家計的にもお金のかかる時期(子どもの進学や習い事など)なので、しょうがないのかなぁとも思っていますが、早く抜け出したい。

たまに寂しくなる

家で、一人で、コツコツと仕事をして、ほぼ引きこもりのように暮らしているのは嫌いではありません。が、FACEBOOKなどで、仲間とワイワイやってる会社やお友達を見たりすると、「ああ、楽しそうだなぁ」と寂しく(羨ましく)なる時があります(笑)




という感じで、良かったこと・悪かった(困った)ことを挙げてみました。

自由が増える分、今までなかった負担が増えることはありますが、総じると個人事業主という立ち位置は私にとっては都合がよく、とても合っている働き方なのだと、今回まとめてみて改めて思いました。

これから起業を考えている女子のみんな!

とりあえず、起業した翌年の税金のことだけは頭の片隅に置いておくのがおすすめだよ!




 

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