Huawei問題 1分でわかる どこよりも簡単に解説
こんにちは。
ねこのてぶろぐです。
私は2016年1月に、ドコモから楽天モバイルに乗り換えて、その時からHuawei(ファーウェイ)のスマートフォンを愛用しています。
なぜHuaweiを使っているかというと、単純に、安いから。
そして、使い勝手も決して悪くない、というか、良い。
コストパフォーマンスが高く、大変満足して使っています。
が、近年騒がれている「Huawei問題」。
しがない個人事業主の私なので、対岸の火事のような感覚で見ていたのですが、ここにきてGoogleも絡んできて、かなり雲行きが怪しすぎる感じになってきたので、一度きちんと調べて今後の事を考えたほうが良いかもしれない、と思い、調べたことをまとめてみました。
特に詳しくもない一般ピーポーが、できるだけかいつまんで、ざっくりとわかりやすく説明してみますので、
「で、ファーウェイ問題って、結局何なの?」
という方向けの記事になってます。
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Huawei問題とは
Huawei(中国)とアメリカの関係
中国の企業であるHuawei(ファーウェイ)は2000年以降からアメリカ市場に入り、アメリカ企業と連携して業績を伸ばしてきました。このころはまだ仲良しだったんですね。
しかし、そんなある日
情報盗んでんじゃね?
ということをアメリカから指摘されました。
そんなことないよ~とHuaweiは否定しましたが、2014年、アメリカ政府は政府機関でHuawei製品の使用を禁止しました。
「Huaweiがスパイみたいにアメリカから情報を取っているかもしれない」
これがいわゆるHuawei問題の土台です。
中国の法律がやばい
中国では、政府が命令したら個人も企業も、治安当局に協力する義務を法律で課しています。
つまり、政府(習近平さん)がHuaweiに命令したら、Huaweiの販売した機器に不正にアクセスをすることができ、情報を抜いたり、書き替えたり、破壊することができてしまう、ということなんです。
中国に5G時代を制されるとやばい
来る5G時代はスマホだけではなく家電など、何でもネットに接続される世界になっていきます。
2018年(4~6月期)には米アップルを抜いて、Huaweiのシェアが世界第2位になりました。
売れに売れているHuawei製品。でもちょっと待って。
世界中にHuawei製品ばかりが溢れてしまったら、あのヤバイ法律(政府の命令は絶対)がある「中国」にネットワークを支配されかねないわけです。
ということで、これがHuawei問題の概要を本当にざっくり見た感じです。
ちょっと怖いですね。
ただ、たしかに、政府の機密を扱うような仕事をしている人はやばそうだけど、私のような一般人にはあまり関係がなさそう。
と思っていました。
Google抜きのHUAWEIになったら?
しかし、そんな悠長なことも言ってられません。
Huawei問題以上にHuaweiユーザーが心配しなければならない新問題、
Huaweiでgoogleアプリ使えなくなるかもしれない問題。
米中のいろいろなすったもんだの結果、今後発売されるHuawei製品でgoogleのサービスが利用できなくなるという報道がされましたよね。
現時点では、何も問題なく使えていますし、既存の端末に関しては今後も大丈夫とのことですが今後機種変更を考えた時に、引き続きHuawei端末を使うかどうかについて「安い」という理由は通用しなくなります。
だって、googleが使えなくなるということは
gmailも
Youtubeも
そして、私が個人的に使用しているストレージサービス Googleドライブも使えなくなるということです。
この3つが使えなくなるだけで大打撃で、これらが使えなくなる(かもしれない)という心配があるだけで、機種変更の選択肢からHuaweiが秒で消えました。
そう考えると、私個人的にはGoogleが一番生活に密着していて切り離せない存在になってしまったいるのですね。それもそれで怖いですが。
正直、Googleサービスが使えないHuawei端末を、中国以外のどの国のユーザーが使用するのか・・・と考えると、Huaweiは(中国は)大打撃ですねー。
今や生活に欠かせない存在であるモバイル端末。
来る5G時代に備える各国。
国同士(しかも、日本じゃない他国)の問題が、こんな片田舎の自分にまで切迫して影響する、実に愉快な時代に突入していますね。