こんにちは。
ねこのてぶろぐです。
今私は、映画館の一つもない青森県のとある片田舎に住みながら、在宅でネット通販業務のサポート(ページを作ったり、写真撮影をしたり)をしている、いわゆる個人事業主です。
おかげさまで、長くお付き合いいただける企業様が多く、なんとか生活できていることは本当に幸せなことだと思っています。
そもそも、今の生活になる前は、地元のネット通販会社の雇われ店長としてフルタイムで働いていました。ネット通販ページの立ち上げから関わり、10年ほどその会社に勤めたんですけれど、さすがに10年もいるといろいろと不満点もたまってくるじゃないですか。そうじゃない人もいるかもしれないけれど、たいてい溜まるでしょ。私もそうだったんですね。
過去、4つの会社に籍を置きましたが1~2年ペースで転職してきていた私にとってみたら、10年という数字はむしろ奇跡的な長さであったわけで、そもそも気が短く我慢の容量が少ない私がそうなるのは至極当然のことだったのだと思います。
そんな私の、会社への不満が我慢の容量からこぼれそうになる寸前。
第2子を妊娠!ナイスタイミング!!
(36歳の時)(結構高齢)(気合で妊娠)(でかした我が子宮)
産休をとれば何かがリセットされて、仕事(職場)に対する気持ちも変わるかも!
と思いながら産休期間を過ごしていたんですが、おかしいですね。リセットどころか、どんどんもやもやしてくるんです。
このまま会社に戻って、同じようなことを続けていくのか?
我慢して、続けることができるのか?
それは、やりたいことなのか?
産休の残り期間が短くなるにつれ、もやもやが膨れていくんです。
とはいえ、2人の子ども(乳飲み子と小学生)と住宅ローンも抱え(車のローンも残っていたかも・・・)、このご時世私もフルタイムで働かないと家計のやりくりができないのが現実。かといって、立ち上げから関わって我が子のように育ててきたネット通販を離れることも寂しい。安定した収入がなくなるのはヤバイ。かなりヤバイ。
けど・・・
もやもや~もやもや~もやもや~もやもや~
ブチッ(*‘∀‘)<あ!何かが切れた。
やりたくないことをやらない選択
いっぱい悩んで、悩んで、もやもやしまくった結果、私が選んだのは
「やりたくないことをやらない」ということでした。
もう決めた!やらない!辞める!
だって、やりたくないことをやっている時って、めちゃくちゃしんどいし、全然楽しくないんですもの。1日のうちの多くの時間を費やす「仕事」というものに対して
安定<楽しさ
を選んでしまったワケです。
そして、10年お世話になった会社を辞めました。
しかしちょうど同時期、旦那が自営していた会社が経営難に。借金をする前に会社をたたもう、ということになってしまいました。
つまり、「夫婦そろって無職」(子供2人有り・住宅ローン有り)
という超恐ろしい状態でした。貯金があったわけでもありません。今思うとおしっこちびりそうなくらいの状況です。当時どうやって生きていたかよく覚えていませんがキツキツだったのは確かです。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
でも、その決断は間違ってなかったと今、言えます。
とりあえずやってみるという勇気
仕事を辞めることにした私は、在職時にお世話になった方々にご挨拶のはがきを出しました。そうすると、その葉書をみてくださった数社の社長さんから、
「辞めるんだったらうちのネット通販ちょっと手伝ってよ」
というお声がけをしていただいたんです。
これが、今の私がある第一歩になっています。
この時の私のポリシーが「返事は はい か YES」、頼まれたことを断らない。というものだったので、いただける仕事はすべて、とりあえずやってみるという自分ルールを守っていました。
経験したことのない仕事であろうが返事は「はい」か「YES」しかないので、調べながら、勉強しながらなんとかやっていました。それはそれで、大変だったけど楽しかったなぁ。
10年勤めた定職を手放したことで、新しい仕事ができるようになったのです。
巷でよく言われる❝手放すと、引き寄せる❞という「引き寄せの法則」ってこういうことか!と思ったものです。そして、新しい仕事では、「やりたくないこと」=「やらないこと」を明確にして仕事設計をしました。
いい大人なんだから、やりたくないことだってやらなきゃダメじゃないか
とも思いますよ。でも、いい大人だって、時には「やりたくないからやらない」という決断をしてもいいんです。ただし、自分の責任で。
そして、決断すると次に進むことができます。まぁ私の場合には、無理にでも進まないと生活できなくなっていただろうと思いますが(笑)
「迷う」から「決断」できる
生きてりゃいつもHAPPYなことばかりじゃないし、嫌なことだって、やりたくないことだってありますよ。40歳過ぎた今でも迷うことだらけです。でも、迷うことは考えること。日々「それ」について「迷う」(考える)からこそ、「決断」ができるんです。
だから、「迷う」ことは次へのステップの途中。時期が来たら「決断」するだけ。「決断」したらあとは進むのみ。
迷いから決断へステップを進めるちょっとしたコツは、勇気を持つだけ。
あの時生まれた乳飲み子が小学校1年生になった今、そんなことを思うこの頃。
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