こんにちは。
ねこのてぶろぐです。
今般のコロナ禍により、多くの業種が経営が困難になるほどの損失を受けています。
テレビで飲食店やタクシー運転手の方のインタビューなどを見るたびに心が締め付けられ、「明日は我が身かもしれない」と思うのですが、どういうわけか、しがない一個人事業主である私の事業自体はコロナ禍の中でも順調に業績を伸ばしております。
この世界的な不況の中、なぜ業績を伸ばすことができているのか?ということを考えた際に「収入源を複数確保する」ことがかなり効果的である、ということに気づいたのでまとめてみました。
これからも長い付き合いになるであろう「コロナ禍」時代を生き抜くための、副業のススメ。
これからの時代は会社員でも副業が必要な理由
2020年、地球全体を揺るがした脅威のコロナウイルスによる「自粛」のため、多岐にわたる業種が存続の危機ともいえる売り上げの減少に見舞われました。
観光関連・ホテル業、飲食店、タクシーなど、中小企業はもとより、誰もが知る大企業であるレナウンまでもが倒産。
このような大企業でさえ耐え切れずに倒産する中、我々中小企業事業者が生き延びることは本当に困難なことであると思います。
今回のコロナ禍により、ある日突然私たちに突き付けられた数多くのリスクを考えてみます。
国(都道府県)の政策により収入0になるリスクの出現
「三密を防ぐ」という観点から、多くの業種に“自粛”という名のほぼ強制的な営業停止が求められましたよね。
「事業者の皆さん、営業はしてもいいけど、国民の皆さんは行かないでね」
という真綿で首を絞められるような言い回しにも我々日本人は
「コロナ禍だからしょうがないよね」
と従いました。
が、営業しても赤字、休業しても赤字という、にっちもさっちもいかない事業者の方がたくさんいたと思います。この間、飲食業から苦肉の策として進化したのが「テイクアウト文化」です。
しかし、何事も軌道に乗るまでには時間がかかるので、苦肉の策で誕生したテイクアウト文化でも、減少した売り上げをすべて補うというレベルになるのには時間がかかるのが現状だと思います。
このように、国や都道府県の制作により、アフターコロナの世界では今後も「自粛」を呼びかけられる可能性があるので、今の商売がいつ自粛のターゲットになるかわからないというリスクがあります。
国の政策により収入が減少するリスクの出現
日本人は本当にまじめです。ロックダウンや強制命令無しでコロナを抑えちゃうくらいに真面目。(自粛警察なるものも自然発生しますしね←)
ひとたび政府が「自粛だよ!」と声をかければ、全ての国内消費を冷え込ませるほどに真面目な気質の日本人なので、どんな職種であろうと、会社員であろうと、個人事業主であろうと、自分の努力や能力とは無関係に、強制的に収入が減少するリスクにさらされます。
会社の業績悪化によるリストラ等のリスク
このように強制的に収入が減少した会社は、存続することが難しくなります。今抱えている雇用を維持することが困難になる会社も出てくるでしょう。
あなたがリストラの対象にならない、という確約は全くない状況がやってくる可能性があります。いきなりリストラを告げられたら、失業保険等は出るでしょうが、職探しから再スタートしなければいけなくなって精神的にも病みそうです( ;∀;)
これら、ビフォーコロナの時にはなかった「新しいリスク」を鑑みると、アフターコロナを生き抜くためには収入源を1カ所に絞っているとやばいということがわかると思います。
自分の中で「副業の枝葉」を広げる
メインの仕事以外の仕事、つまり「副業」から収入を得ることができていると、1カ所からの収入が激減しても何とか生きていける、ということになります。
わかりやすいところが、最近芸能人がYoutubeチャンネルを新規開設するパターンが激増していますよね。コロナで仕事がなくなって「やばい!」と思った彼らができることから始めているんだと思います。
「そんなこと言っても、会社で副業が禁止なんだよ」
という声もありそうですが、その会社は、会社が倒産の危機になっても絶対に雇用を継続して定年まで給料を出してくれますか?アフターコロナの時代に、自分が生きていくための手段としての「副業」なのですから、これからの時代「副業禁止」なんて言ってる会社は選ばないほうが良いと、個人的には思います。(公務員除く)
「副業」とは言いますが、この記事では「副業」=「複数の収入源があること」という意味合いが強いです。
現在私のメインの仕事は楽天市場やヤフーショッピングに出店されている店舗さんの運営のサポート業務です。たまに打ち合わせに出るくらいで完全リモートでやらせていただいております。
狙ってやってきたわけではなかったのですが、結果として良かったことは、現在お手伝いしている店舗さんたちの商品が多岐にわたっているということ。具体的には食品関連の店舗さんたちであれば「海産品」「肉類」「フルーツ」。その他、「花卉」「下着」「寝具」など、結果として私自身がさまざまなジャンルの商品を取り扱うことができるという業務形態になっています。
そのため、コロナで売り上げが下がるジャンル、上がるジャンルなど、さまざまなジャンルを取り扱うことでリスク分散ができています。
私の「副業」と言えるのがこのブログです。まだまだ駆け出しのよちよち歩きで一体いつになったら一人立ちできるのかさっぱり・・・というレベルではありますが、それでもブログ開設から2年弱…毎日ごくごく少額の売り上げが上がるようにはなってきました。「副業(=複数ある収入源の一つ)」として大切に育てていきたい分野になっています。
これはあくまで一つの例ですが、自分の中での仕事の枝葉を広げて複数の収入源を確保しておくことがアフターコロナの世界では必要になってくる可能性があります。
ネット通販なら販売品目を変えての多店舗経営×複数モール出店
例えば今「子供服」を「楽天市場」のみで販売しているなら、他のショッピングモールや自社サイトを立ち上げたほうが良いでしょう。
「子供服」以外の商品の販売も検討してみても良いと思います。本当にリスク分散を考えるのであれば「服」から離れた他のジャンル、例えば「ドリンク」や「日用雑貨」など、まったく違う商品を取り扱うのが良いかもしれませんよね。
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飲食店なら店内飲食×テイクアウト×ネット通販
コロナ禍で急遽始めた「テイクアウト」かもしれませんが、継続したほうが良いでしょう。「あそこの店はテイクアウトもやっている」「あそこの店のテイクアウトは美味しい」など、続けることで売り上げの新しい柱となる可能性があります。何事もすぐにはうまくいかないものです。続けることで見えてくることがあるかもしれません。
合わせて、ネット通販で全国発送をスタートするのも良いと思います。
私の知っているお店でも、コロナ禍以前は店内飲食だけでしたが、今ではテイクアウトの他にネット通販での全国発送もスタートしているところが何店舗もあります。
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会社員×ブログ
低コストで始められる副業候補にはブログもあります。自分の中で「これは!」と思う好きなことや、人に伝えることができる知識などがあるのなら、低コストで始められるブログもおすすめです。時間と手間はかかりますが、一度軌道に乗り始めると勝手に車輪が動き出して永続的に収入を生み出す収入源になる可能性も大いにあります。
地道に長く続けることができる人であれば、ある程度の収益化は見込める分野であると思います。
今私が使っているのは「はてなブログPro」で、利用料は
2年コース (730日) / ¥14,400
1年コース (365日) / ¥8,434
1ヶ月コース (30日)/¥1,008
という感じ。
この他にかかっている料金がドメイン利用料で、年間で3,000円弱です。
>> 簡単にブログを始めるなら「はてなブログ」
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>>ドメインを取得するならお名前.com
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パート×YouTube
パート先もいつどうなるかわかりません。空いた時間を使ってYouTubeデビューしている主婦の方もどんどん増えています。
チャンネル登録者数が1万人ほどでパートとしてもらっている給料並み(配偶者特別控除で満額38万円の控除が受けるレベル)の収入は得ることができている方が多いようです。※ただし経済状況によって広告単価が上下するので、同じクリック数でも収入が増減することはあります。
アルバイト×アルバイト(業種変えて掛け持ち)
コロナ禍により首都圏の学生がアルバイトができなくなり生活が困難になる、という事態も発生しました。これからは学生であってもある程度のリスク分散が必要になってくるので、アルバイトも複数業種の掛け持ちが良いと思います。そして、複数のアルバイト先を確保し、その業種がかぶらないような工夫をしておくと安心です。
例えば、
・コンビニ × 家庭教師
・画像加工や動画編集 × 飲食店
・レジ打ち × 配達スタッフ
など、業種をずらすというのは保険になりますし、いろいろな業種で働くことで社会に出る前に経験値を上げることにもつながります。
家族経営もやばい
今回特に思ったのは、家族経営の怖さ。
飲食店を家族経営していた場合などは、外部からの収入が0になってしまう可能性も。小規模家族経営の建設業やホテル・旅館業もやばいです。
コロナ禍以前であれば、人件費をはじめとする経費を考えると、できるなら家族で回した方が外に出ていくお金が減るので良かったのですが、これから「withコロナ」時代を生きていくと考えると、家族経営は、家族全員の収入源が同じになってしまうため、かなりハイリスクになります。
「家族経営」×「外部からの収入源」の確保をしておいた方が無難です。さらに「家族経営」の中でも枝葉を広げていく工夫もしていくことも大事だと思います。
50万円の収入源が1つあるという状態から、10万円の収入源が5つあるという状態にしていくことがこれからの時代には安心です。
まとめ
これから「with コロナ」時代を生活していかなければならない私たちは、複数の収入源を確保しておくことが必要になってくるのだろうと思います。(精神的な安心のためにも)
しかしながら、複数の収入源を確保するためには、準備期間~実際に収益が上がってくるまで数年単位での計画と継続と努力が必要。何事も、すぐに収益が上がらないのは当たり前という心構えが必須。
どうしよう、どうしよう、と悩むことも大事かもしれません。しかし、これからは早めの決断と行動こそが、withコロナ 時代を生き抜くために必要なスキルの一つになるだろうと思います。