ねこのてぶろぐ

青森県在住。HP制作など自営業。2児の母。読者さまの良い暇つぶしになれれば本望。

「楽天、3,980円で送料無料になるってよ。」ユーザー利便性向上に向けた共通の送料無料ライン導入について考えてみた

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こんにちは。
ねこのてぶろぐです。

かねてから噂のあった楽天市場の「送料無料ラインの統一」について、ついに2019年8月1日正式な発表がありました。
なんと、2020年から楽天市場は・・・

3,980円以上で全店舗送料無料になっちゃうYO!!!

ということです。
※大型の荷物、クール便は対象外

私も仕事上、数社の楽天出店店舗様のお手伝いをしていますので、「わーい!楽天が3980円で送料無料だ!」と喜んではいられません。むしろ、「おいどうすんだ!?」と頭を悩ませている一人です。
私がお手伝いしている店舗だけをみても、ほぼ影響がないパターンと、売り上げと利益に直結する大打撃のパターンがでてきます。

楽天の説明通り、楽天市場全体での送料無料ラインが統一したら、ユーザーにとったらわかりやすくなると思います。買いやすくなると思います。3,980円なんて絶妙なラインでユーザーにとったら魅力的です。
客単価が低いお店であれば、3,980円のラインまで客単価が上がることもこの施策によって起こり得るでしょう。

しかし、楽天市場は店舗の利益のことまで深く考えていないと思うので、店舗側はこの送料無料ラインができることによって圧縮されるであろう利益について見直しをするタイミングになるのだろうと思います。

で、決まっちゃったものはしょうがないし、楽天さんはそういうとこ一気に強制的にやっちゃうドSな気質があるので覆ることもないのだろうから、じゃぁどうしようか、ということを考えていかなければなりません。

運賃値上がり+消費税増税+3980円で送料無料

というトリプルパンチを乗り切るためにはどうしたらよいのでしょうか。

 

送料別商品全体の値上げ


ネコポスなどで配送できる小さい商品であれば、低単価商品でも送料負担について
のダメージはいくぶん少ないと思います。
一方低単価でデカいモノ。これはやばいです。たとえば、ティッシュペーパーやポテトチップなんかもかさばりますね。
こういった場合、RON会議室(楽天の店長さんたちが意見を言い合う場)でも「商品単価の値上げが必要」という声がたくさん上がっています。そうなると、アマゾンや近所のスーパーが200円で販売しているティッシュペーパーが、楽天のとある店舗では300円で販売している、という不可思議なことになる可能性が大です。
「商品代金は高いけど、3,980円で送料無料になるし、ポイントもつくから、楽天で買おう」
という流れになるのか?うーん、微妙ー。「なんで楽天だけ商品代金が高いんだ?」という不信感のほうが強くなる気もします。型番商品は特に。

 

送料込み商品として販売する

3,980円ラインに到達して赤字になる商品は全部送料込みにしちゃうという荒業です。荒業すぎてユーザーが引き潮のごとく引いていくさまが目に浮かびます。商品を組み合わせてセット販売にして商品代金に乗せた送料が主張しすぎない価格帯に設定する・・・とかかかなぁ・・・。ページを作り直したりする手間を考えると大変だなぁ・・・。

商品点数の削減

赤字になる要因となりそうな商品(あまり動きのないもの)は削除しちゃう。売らない、という選択。


退店する

退店して、覚悟を決めて他のモールに力を入れる。楽天で培ったノウハウを他モールにぶつける。これも一つの方法だと思います。



(おまけ)全品クール便発送にする

日用品も、家電も、洋服も!冷えっ冷えでお届け!



ざっと考えたこの4案+1は、みんなが考え付くことだと思います。
なので、楽天という大きな器のなかの「みんな」がこの対策を打ち始めると仮定したら、楽天市場的にはこのようなことが起こると予想できます。

  • 商品単価の上昇
  • 商品数の減少
  • 店舗数の減少
  • クール便商品の増大(笑)


で、これは当然楽天側も予想しているはず。

ならば、次に楽天が打ってくる手は

  • 自社運営の店舗をさらに増やす
  • さらなる大企業との提携


われら中小企業はますます肩身が狭くなる感じがしますなぁ。

そして、楽天ロジスティクスへの強制加入への布石という感じもありますよね。






そもそも、Amazonと楽天市場は構造が違うわけです。

Amazonは、巨大企業の直営店。しかも、Amazonはショッピングで利益を上げなくてもそのほかのサービスからの収益があるから全然OK!という体質。モンスターなんです。

 ↓アマゾンに戦いを挑んではいけない理由

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一方楽天市場は、地方の中小企業がメインで出店をし、その中小企業が楽天に手数料を支払いながら店舗の運営をする、というスタイル。

楽天がAmazonに挑戦していくということは、楽天に所属している中小企業がAmazonと闘わなくてはいけないということにつながると思います。(楽天とアマゾンの戦いなのであれば、楽天が送料を負担してくれ!と思うけど、それはない。)

キングダムで言ったら楽天大将軍歩兵である地方中小企業に装備も武器も与えずに「敵陣大将へ全軍突っ込んで首を取ってこーい!」と言ってるようなものです。しかも歩兵たちは商品画像1枚目の更新やアフィリエイト料率が8%になったり楽天ペイの対応や消費増税や運賃値上がりなどで腹を空かせて弱っている状態なのです。


なので、私だったら


闘ってるふりしながらちょっと避けて戦いが落ち着いたころに「あー大変だった」とか言いながら戻るみたいな感じがいいかな、と思います。つまりどんな方法でもいいから「生き延びる!!!」ということを考えて精進していく所存でございます。

皆さんは、どうしますか?

 

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