こんにちは。
ねこのてぶろぐです。
わたしは仕事柄、楽天市場www.rakuten.co.jpやヤフーショッピングshopping.yahoo.co.jpに出店しているお店の店舗運営サポート的な仕事をすることが多いので、アマゾンは本当に脅威なんですね。
私がアマゾンに感じる脅威は、楽天もヤフーも太刀打ちできずに(特に最近は楽天にそれを感じる)淘汰されてしまうんじゃないか、ということ。
なので、アマゾンの事を知っておこう、と思って勉強もかねて読んだ一冊がこちら。
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amazon 世界最先端の戦略がわかる
著者 成毛 眞
ところで、現在私のメインのネットショッピングの場は楽天市場。
使ってるクレジットカードは楽天カード。しかもプレミアムカード。
(仕事用と個人用を分けて使ってて、仕事用は経理ソフトと連携しているから経費の打ち込みなんかはほぼ発生せずに大変便利。そしてポイントもざくざく貯まる。この辺について語った記事はこちら)
話がそれてしまいましたが、何を言いたいのかといえば、私はもともと楽天びいきな人間なのです。そういえば電話も楽天モバイルです。今現在楽天での買い物は常にポイント10倍くらいついてます。
そんな私が、「ダメ!絶対!」と思っているのが
アマゾンプライム会員になること。
もしアマゾンプライム会員になろうものなら、今まで楽天一筋だった私の魂ですら一気にアマゾンに持っていかれるのが目に見えているから。
というのも、年間3,900円の年会費に対するリターンが・・・半端ないわけですアマゾンパイセン。
普通に考えて
「そんなに大サービスしちゃって、しかも通販の方でも価格設定がどう考えても赤字切った価格で販売しているようなものもあったりするのに、いったいどういう構造で成り立っている会社なの?」
「送料がこれだけ値上がりしているのに、アマゾンの送料設定は無料ではなくなったとはいえまだまだ格安価格でどうなってるの?」
という疑問が吹っ飛んだ1冊でした。
なんていうか、
勝負を挑んじゃいけない会社なんじゃないでしょうか・・・
と、さらにビビってしまったわけです。
筆者によると、そもそもアマゾンはAmazonという巨大企業全体として利益を考えており、Aの部門の赤字はBの部門の利益でカバーするから全然OK!
という社風。そして、Bの部門の利益(具体的にはクラウドサービス部門)の世界的シェアのかなりを占めてしまっているので、この部門の利益を他部門の開発や挑戦に存分に回せるという仕組み。そして何より、稼いだ利益はどんどん使うという方針なのでその開発スピードがとんでもない。
Amazonは、ゆくゆくは世界のインフラを、その膨大な資金力と圧倒的なスピード感で手中に収めていくんだろうな、これは誰にも止められないし、止めようとしたら返り討ちにあっちゃうんだろうな。私たちにできるのはAmazonが進む道じゃない脇道をこっそりと歩くことくらいなのではいか?と卑屈な考えになっちゃったじゃないかどうしてくれるんだアマゾンパイセン。
その進み方たるや、映画「もののけ姫」で獅子神様が草の上をお歩きになる際に歩いた後の草が枯れていくみたいな・・・恐ろしや・・・
Amazonの経営理念。
地球上で最もお客様を大切にする企業
解釈の方法はいかようにもあろうかと思うのですが、この考えを基本軸としたうえで圧倒的に本気で、たとえ他社をぶっつぶしてでもやるのがアマゾンという会社なのだ。
ということが分かった一冊でした。
アマゾン半端ねぇ・・・
まるで生き物のように成長を続けるAmazonという企業の成長理由を知ることができる一冊です。同業者じゃなければかなり夢のある話で、読み物としても面白く読めると思います。同業者じゃなければね(笑)
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