こんにちは。
ねこのてぶろぐです。
青森県の観光といえば
「春」の弘前さくらまつり
「夏」のねぶた・ねぷたまつり
が全国的にも有名ですが、実は意外と観光客の方を多く集めているのが
「秋」の紅葉シーズンin青森
なんですって!
9月下旬に、首都圏から友達が青森まで遊びに来てくれた際に「青森の秋満喫大人の遠足ツアー」を勝手に企画して1日回ってみたらとっても楽しかったので、みんなもやってみたら楽しいと思うから秋の青森1日おすすめツアーとしてご提案します!
ちなみに、このツアーは10月17日に決行した季節感となっております。ご参考までに。
秋の青森~弘前ぐるっとひと巡りコース
青森魚菜センターの“のっけ丼”で朝ごはん
青森市内のホテルに宿泊していたので、朝ごはんはやっぱり「青森魚菜センター」の「のっけ丼」!
のっけ丼とは市場内に「のっけ丼の具」として売られている様々な海産品などをあらかじめ購入するチケットと交換しながらセレクトし、市場をぐるりと回って好きな具をチョイスしながら自分オリジナルの海鮮丼が作れるどんぶりです!
青森の新しい観光名所の一つとしても人気の、のっけ丼でガッツリ朝ごはんからスタートです。
のっけ丼の注文の仕方はまず、チケットを買います。
そして、そのチケットでご飯や具を買うというシステムです。
ご飯をお椀に入れてもらったら、具を求めて市場を探します。


まずはぐるっと一周してみましょう。
いろいろな具があるので、一通り見てから気に入ったものを乗せてもらうのがポイントです。
具材に「チケット1枚」とか「チケット2枚」と書いてあります。先ほど購入したチケットを、記載の枚数お店の方に渡して具材をご飯の上にのっけてもらいます。


こんな感じで完成です!
当たり前ですが、人によって好みや選ぶものが違いますので、それぞれの「のっけ丼」が出来上がります。
座れるコーナーがありますので、そこでゆっくり食べれます。
魚市場の新鮮な刺身をお好みに合わせてのっけて食べる「のっけ丼」。作って楽しい、食べて美味しい、青森に来たらとりあえず行っておきたいおすすめスポットです!
青森魚菜センター
食事券料金
10枚組 1,500円
5枚組 750円
(※大人なら迷わず10枚組を選んだ方だいいです!)
浪岡アップルヒルでりんご狩り
お腹がいっぱいになったのところで青森市内から弘前市方面へ向かいます。その途中、国道7号線沿いにあるのが地元の人にも観光客の方にも大人気の「道の駅なみおか アップルヒル」。
このアップルヒルは名実ともに人気が高く、じゃらん「道の駅」満足度ランキング2018において
【青森県内27駅中】1位
【東北総合161駅中】7位
という上位入賞を果たしている筋金入りの人気スポット。
特にこのシーズンはりんごの収穫期ということもあって、屋外のテント下はもぎたてのりんごでとっても賑やか。


ここ「アップルヒル」は、平日の午前中でも駐車場が満車になってしまうほどの集客力を誇る道の駅で、リンゴの収穫シーズンに行われている参加型のイベントが「りんごもぎ取り体験」。
参加費は大人1人550円。リンゴ狩りの受付で参加料を払うと、りんごを入れるためのビニール袋が貰えますので、そちらを持って時間まで待機。(とても緩い感じですw)
時間になると、もぎ取り体験の係りの方が来て、「うーん、今日はどの畑にしようかなぁ」などと考えながら(とても緩い感じですww)畑へ案内してくれます。
畑に着くと、りんごの収穫の仕方(ちょっとしたコツが必要)を教えてもらってから実際に収穫を楽しみます。
収穫したら、絶対にその場ですぐに食べてみてほしいです。普段から美味しいりんごを食べている青森県民であっても、収穫したて(木から取ってその場で食べる)はビックリするくらいに美味しいんですから!
りんごもぎ体験料金
大人 550円(4個お持ち帰り)
小人 400円(3個お持ち帰り)
津軽藩ねぷた村でお土産さがし
弘前公園の外堀にある弘前藩ねぷた村。
こちらは弘前市の定番観光地となっていて、ねぷたの太鼓や三味線の演奏なども楽しむことができます。(ただし有料)
地元のお土産品が豊富にそろっていて、青森土産を買うならここに来たら大抵のものは揃うと思います。
手焼きの煎餅が有名で、店先で焼いていたりもします。


ショッピングエリアは無料、三味線演奏などを聞ける施設見学エリアは有料となっています。
大人550円/高校・中学性350円/小学生200円/幼児(3歳以上)100円
※25名以上は団体料金になります ↓詳しくは↓
入村料金・営業時間|津軽藩ねぷた村
この日は平日だったのでガラガラでしたが、弘前公園の花見シーズン、ねぷたシーズンは駐車場に車が止めれないほどに混みあいますのでご注意あれ。
弘前中三地下 中みそラーメン
朝のっけ丼からここまでで大体お昼に丁度良い時間帯になりましたので、弘前中三地下にある、地元民御用達の味「中みそ」へ。
中三(なかさん)は五所川原市の中三デパートの地下で生まれ(昭和44年)、その後弘前中三の地下にも出店したという経緯があるそうです。弘前市で生まれ育った味噌ラーメンだと思ってる人が多いと思いますが(私もそうでしたが)、五所川原生まれだったんですね~。
中みそが誕生した昭和44年頃は北海道の味噌ラーメンがちょっとしたブームになっていて中みそもそのノリで味噌ラーメンを提供していたらしいのですが、津軽人の煮干し+醤油で慣れている舌には北海道の味噌ラーメンの味がなじまなかったそう。
そこで、今の中みその秘密ともなる
- ・にんにくとショウガを入れること
- ・たっぷりの野菜で甘味を出すこと
- ・さらに砂糖もガッツリ入れて甘さを出すこと
でガツンとした地元民に愛されるあの味を生み出し、現在に至っているんですって。
そんなことを書いているうちに中みそが完成。
にんにくとショウガの効いた甘い味噌ラーメン。
これだけですと全く美味しくなさそうだと思うのですが、なんだろうホント癖になる味なんですよね~。
一緒に行った東京から来た友達は「最初は美味しさが良くわからないけど、一口食べるごとにどんどん美味しくなる味」と評してスープまで完食していました。ぜひご賞味あれ。
岩木山神社で紅葉狩り
口の中を中みそ風味にしたら、その足で岩木山神社へお参りに。
岩木山神社へ向かう道中からすでに、岩木山の紅葉が私たちの目を楽しませてくれます。
りんご畑にたわわになっている赤く色づいたリンゴと、頂上の方から順にグラデーションがかかった紅葉で芸術的な山肌を見せる岩木山がまるで、絵画を見ているような景色で見惚れますので運転にはご注意あれ。
市内から岩木山神社までは車で30分ほど。
弘前市民が大好きな岩木山神社。
石畳をゆっくり歩きながら本殿を目指します。その目前には紅葉した岩木山の山頂を望むことができます。
岩木山神社、いつ来ても心が穏やかになる感覚があります。
海外の方にもおすすめしたい場所ですね。(ただし、公共交通機関で行こうと思うとなかなか大変・・・)
岩木山神社を参拝した後は、青森空港に客人を送って解散となりました。
この日のスケジュールは
青森魚菜センター「のっけ丼」で朝ごはん
↓
浪岡アップルヒル「りんごもぎ体験」
↓
弘前ねぷた村でお土産探し
↓
弘前中三地下「中みそ」で昼ご飯
↓
岩木山神社で紅葉狩り
↓
青森空港へ
という流れでした。急がずゆったりと時間を過ごしながら青森の食と秋を堪能できるなかなか良いコースでしたよ!
ちょうど帰り道、信号待ちをしてたら、客人を乗せた飛行機が成田空港に飛んで行ってました。(たぶん)
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